入ゼミ希望者への要望

知的好奇心の量が多い人を求めたい。
  好奇心の量に自信をもてない人は,子どもの頃を思い出して欲しい。
学校の先生をはじめとした大人たちに,
「なぜ?」,「どうして?」と質問を浴びせ掛けては,納得させられることもなく,
疑問の芽をつまれてしまった記憶のある人,
そういう人は,潜在的には好奇心の量は十分に多いと思う。
そうした君たちも,歓迎する。大学は,素朴な疑問に再び向き合うことができる場です。

心のなかに公への強い関心をもつ余裕のある人,
公の問題を考えることに,自分の時間を費やす能力のある人を求めたい。

本をよく読む人を求めたい。
ゼミに所属する2年間は,ひたすら本を読み,ひたすらものを書く2年間となります。

三田での2年間をゼミでの研究優先で生活したいと考えることができる人を求めたい。

そしてこれはもっとも大切なことであるが,高い志をもつ人を求めたい。

募集人員
16名程度
  • 正規コース  成績に関するミニマム・リクワイアメンツを満たす者11名程度
  • 裏口コース  成績を不問とするもの5名程度
          (面接で成績について質問することもありません――合格するまで隠しきってください)
このゼミを志望すると決めた1,2年生へ

次の学習に取りかかってください。いずれも、入ゼミ後にこなさなければならない課題ですので、今から取りかかっておけば、入ゼミ後に相当時間的・精神的に余裕をもつことができます(入ゼミ後の学習カリキュラムについては「ゼミ紹介」を参照してください)。

  • 福澤先生をマネる
  • ロバート・ハイルブローナー『世俗の思想家たち』
  • 3月に行われる経済学検定を受ける(入ゼミ後3年次10月の受験を免除します。願書締め切りは1月初め)
  • 入ゼミ審査直前のTOEICを受ける(入ゼミ後3年次のTOEIC受験を免除します)


上記の学習を終えた人は、次の学習として何を行えば良いのかについて、入ゼミ担当に問い合わせてください。

審査方法
面接および提出書類の審査
提出書類
1.感想文 福澤諭吉『福翁自伝』を読み、福澤先生の生涯に関する感想文 
800字
(入ゼミ面接の前々日正午までに,入ゼミ担当にメールにて送ってください)

2.成績表
正規コースのみ提出
裏口コースは提出不要

応募資格を得るためには,君たちの学力について,満たさなければならない基準があります。詳細は,ミニマム・リクワイアメンツ(minimum requirements)を参照してください。入ゼミ選考は2年次の3月末にあります。それまでに,これを見た1年生も2年生も,ミニマム・リクワイアメンツをクリアーするように,しっかりと勉強しておいてください。
3.ゼミナール委員会配布調査書

ゼミナール委員より配布される調査書です。次の項目からなっています。

「履修した語学」
「興味ある学科」
「免許・資格」
「経歴(主な受賞記録など)
「趣味」
「所属している学内団体」
「座右の銘(好きな言葉)」
「日吉の2年間一生懸命にやったこと」
「志望理由」
「自己PR・将来の志望」

  • 「志望理由」には,君からみた,このゼミの魅力について,100字以内で具体的に記してください。

その他諸注意
面接では,主に,「ゼミで取組みたいテーマ」について,質問します。

 今後も,加筆・修正の可能性がありますので,時々,このページを覗きにきてください。