画像 イシカワ マナブ
石 川   学  准教授

  • 学歴(卒業・学位取得):
      学部
    • 東京大学教養学部地域文化研究学科 2003年卒業
      大学院
    • 東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻
    • 2005年修士(学術)
    • 2014年博士(学術)[東京大学]
      他の学歴・経歴
    • パリ第7大学大学院文学・芸術・現代思想研究科Master2(2005-06年),博士課程(2006-08年)
    • 日本学術振興会特別研究員(2011-14年)
    • 東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム」特任研究員(2014-15年),特任助教(2015-19年)
  • 担当科目:フランス語,総合教育セミナー,アカデミック・スキルズ,文学
  • 専門領域:フランス文学,フランス思想
  • 研究紹介:20世紀フランスの作家ジョルジュ・バタイユ(1897-1962年)を対象とした研究を行っています。二大戦間期の文学・思想動向に関心があるほか,より広範な歴史的スパンでの文学と政治の関係,また,文学論が持ちうる政治・社会的なアクチュアリティといった問題を検討したいと考えています。
主要著作・論文
〔著書〕
 1.澤田直・岩野卓司編『はじまりのバタイユ 贈与・共同体・アナキズム』(担当:「モラルとしてのアナキズム」)法政大学出版局,2023年
 2.西尾宇広編『生命の経済』(極東証券寄附講座 生命の教養学16)(担当:「生命から学ぶ社会の成長と消費 バタイユ『全般経済』再考」)慶應義塾大学出版会,2020年
 3.『理性という狂気 G・バタイユから現代世界の倫理へ』慶應義塾大学出版会,2020年
 4.『ジョルジュ・バタイユ 行動の論理と文学』東京大学出版会,2018年
〔論文〕
 5.「サルトルの息子,バタイユ—ボードレールをめぐって」『慶應義塾大学日吉紀要 フランス語フランス文学』第76号,2023年
 6.「意識化のプロセスをめぐって—ジョルジュ・バタイユにおける『異質学』と『聖社会学』」『I. R. S. ジャック・ラカン研究』第20号,2021年
 7.「神話の不在,文学の不在—ジョルジュ・バタイユと消滅の力をめぐって」『多様体』第2号,2020年
〔翻訳〕
 8.ジョルジュ・バタイユ『バタイユ書簡集 一九一七−一九六二年』(共訳)水声社,2022年
 9.モーリス・ブランショ『文学時評 1941-1944』(共訳)水声社,2021年
 10.レジーヌ・アズリア,ダニエル・エルヴュー=レジェ編『宗教事象事典』(項目「供犠,犠牲」「死」)みすず書房,2019年
所属学会・団体:
 日本フランス語フランス文学会
海外歴:
 2005−2006年 パリ第7大学大学院Master 2(フランス) [Master 2, Université Paris 7 - Denis Diderot, France]
 2006−2008年 パリ第7大学大学院博士課程(フランス) [Doctorant, Université Paris 7 - Denis Diderot, France]